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【バンコク3日時事】世界ボクシング評議会(WBC)フライ級チャンピオンのポンサクレック・ウォンジョンカム=タイ=は3日、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の坂田健史=協栄=や前WBAライトフライ級王者の亀田興毅=同=が対戦を希望していると伝えられていることについて「場所や時期、金銭面の条件さえ折り合えば、亀田、坂田のいずれとでも戦う」と述べた。時事通信の取材に対し、プロモーターのピヤラット氏を通じて答えた。
ポンサクレックは18日、東京で同級6位の内藤大助=宮田=と18度目の防衛戦を行う。ピヤラット氏は「内藤戦後に代理人を日本に送り、その後の世界戦について交渉する」と話したが、具体的な交渉内容は明らかにしなかった。
ポンサクレックは同級の最多防衛記録を更新中。防衛が続いた場合、タイのプミポン国王の80歳の誕生日を祝うため、節目となる20度目の防衛戦は12月にバンコクの王宮前広場で行うことを希望している。
プロボクシングWBA世界フライ級王座の統一に成功した坂田健史(27)=協栄=のV2防衛戦をめぐり、亀田兄弟との“仁義なき場外同門バトル”がボッ発する可能性が出てきた。2日、都内会見で協栄・金平桂一郎会長(41)が、坂田の次戦相手に亀田兄弟が一本釣りを狙うWBC王者を希望。亀田家との争奪戦も辞さない構えで、11月3日に坂田の地元・広島での凱旋試合を挙行する考えを示した。
“夢カード実現”に躍起の金平会長が、今度は何と、同門の亀田家が狙うWBC王者と坂田の2団体統一戦をブチ上げた。11月3日、広島で坂田の凱旋試合をする考えを示し「WBCとの統一戦も視野に入れて検討に入る。(亀田家と)争奪戦になるかも知れない」と説明した。
同じ身内ながら協栄と亀田家は一線を画した関係にある。興毅(20)、大毅(18)の試合に関しては、2人の息子の育成を大事にする父・史郎トレーナー(41)が方針を決め、金平会長も史郎さんの意向を尊重してきた。だが、最近は業界の活性化を考えるあまり金平会長が“暴走気味”の状態だ。
カスティジェホからベルトを奪回したフェリックス・シュトゥルム(ドイツ)が30日(現地時間)ドイツ・シュトゥットガルトで保持するWBA世界ミドル級王座の防衛戦を行い、挑戦者15位ノエル・ツリオ・ゴンサレス・アルコバ(ウルグアイ)に3-0判定勝ちを飾った。
シュトゥルムは2004年ラスベガスでオスカー・デラホーヤに論議を呼ぶ判定で敗れた試合を彷彿させるスキルあふれるボクシングを披露。最終12回にはダメージングブローを打ち込んだ。3ジャッジのスコアは120-108、118-110、116-112 と大差がついた。それでもゴンサレスは終始アグレッシブに前進し、ハートを誇示。噛ませ犬の評判を一掃し、試合を盛り上げた。
王者:吉田健司(笹崎) vs 挑戦者:小松則幸(グリーンツダ)
2日夜、後楽園ホールで行われた日本フライ級タイトル戦は、チャンピオン吉田健司(笹崎)が挑戦者1位の小松則幸(グリーンツダ)に6回45秒負傷判定勝ちし、初防衛に成功した。スコアは58-55が2者に残りは58-54の3-0だが、試合内容は荒れに荒れた。頭から突っ込みラフな攻撃を仕掛ける吉田と小松がバッティングし、ともに初回からマブタを負傷する立ち上がり。吉田は3回に右でダウンを奪ったものの、突っ込んでは衝突を招くことの繰り返しで、初回に出血した箇所のほかにも側頭部、もう片方のマブタと自らのカット傷を増やした。結局、6回に吉田の傷が続行不可能と判断された。控室の吉田は「緊張していたのかもしれない。今日は0点。出直します」と猛省。敗れた小松は「ボクシングをやった気がしない。第3のパンチ(頭)にやられた」と怒り心頭だった。
またセミでは日本フライ級9位の内藤佳紀(横田スポーツ)がタイのジャイラック・ソープロンチャイに4回KO勝ちした。ボディー攻撃をメインに攻めた内藤がこの回、右ストレートをヒットして倒したもの。