【バンコク3日時事】世界ボクシング評議会(WBC)フライ級チャンピオンのポンサクレック・ウォンジョンカム=タイ=は3日、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の坂田健史=協栄=や前WBAライトフライ級王者の亀田興毅=同=が対戦を希望していると伝えられていることについて「場所や時期、金銭面の条件さえ折り合えば、亀田、坂田のいずれとでも戦う」と述べた。時事通信の取材に対し、プロモーターのピヤラット氏を通じて答えた。
ポンサクレックは18日、東京で同級6位の内藤大助=宮田=と18度目の防衛戦を行う。ピヤラット氏は「内藤戦後に代理人を日本に送り、その後の世界戦について交渉する」と話したが、具体的な交渉内容は明らかにしなかった。
ポンサクレックは同級の最多防衛記録を更新中。防衛が続いた場合、タイのプミポン国王の80歳の誕生日を祝うため、節目となる20度目の防衛戦は12月にバンコクの王宮前広場で行うことを希望している。
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