プロボクシングWBA世界フライ級王座の統一に成功した坂田健史(27)=協栄=のV2防衛戦をめぐり、亀田兄弟との“仁義なき場外同門バトル”がボッ発する可能性が出てきた。2日、都内会見で協栄・金平桂一郎会長(41)が、坂田の次戦相手に亀田兄弟が一本釣りを狙うWBC王者を希望。亀田家との争奪戦も辞さない構えで、11月3日に坂田の地元・広島での凱旋試合を挙行する考えを示した。
“夢カード実現”に躍起の金平会長が、今度は何と、同門の亀田家が狙うWBC王者と坂田の2団体統一戦をブチ上げた。11月3日、広島で坂田の凱旋試合をする考えを示し「WBCとの統一戦も視野に入れて検討に入る。(亀田家と)争奪戦になるかも知れない」と説明した。
同じ身内ながら協栄と亀田家は一線を画した関係にある。興毅(20)、大毅(18)の試合に関しては、2人の息子の育成を大事にする父・史郎トレーナー(41)が方針を決め、金平会長も史郎さんの意向を尊重してきた。だが、最近は業界の活性化を考えるあまり金平会長が“暴走気味”の状態だ。
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