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名城信男から王座を奪還したWBA世界S・フライ級王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)に、相沢国之(三迫=WBA8位)が挑戦することが20日発表となった。
相沢はアマ全日本王者を経て三迫ジムからプロ転向。02年8月、ジャクリ・ツインズジム(タイ)を2回KOに下してデビューし、05年12月には元WBCフライ級王者のベテラン、チャッチャイ・シンワンチャーに判定勝ちして世界ランク入りも果たしたが、翌年4月の日本王座決定戦はコンディション不良から菊井徹平(花形)に敗れて初黒星を喫した。しかし06年12月にペットクロンパイ・ソータンティップ(タイ)との王座決定戦を6回KOで制して東洋太平洋タイトルを獲得、世界戦線に再浮上している。
ターゲットのムニョスはご存じの通り、日本で5勝3KOと無類の強さを発揮するパンチャー。強豪に挑むことになった相沢は「やるからには絶対勝ちたい。気合い入れて練習し、本番に臨みます」。来週から愛媛・松山で1週間のトレーニングキャンプだ。また相沢は王者の印象を「パンチが強くて、手が長い」と語り、「こっちは動いてロングレンジでパンチをもらわず、怖がらずに中へ入ってボディーから顔面へと打ちまくりたい。日本人キラー? 強ければ誰にでも勝っていくので当たり前なんじゃないですか。特に意識していません」と強気をあらわにした。
名門・三迫ジムの日本人世界挑戦者は96年の三谷大和以来となるが「相沢の素質は抜群。東洋奪取、初防衛と上り坂なので、この勢いを大事にしたい」と三迫仁志会長もジム5人目の世界チャンピオン誕生に期待を寄せている。
「いつも試合のあとは眠れないんだけれど、昨夜は疲れて眠れた」という新チャンピオン。応援団の帰郷を見送ったあと、コンビニに立ち寄りスポーツ新聞を見て「おおっと思ったね。横に新聞見ているおじさんがいたので、“それと似てない?”って言ったら、“そっくりさんでテレビに出られるよ”だって。“本人です”というとビックリしていた(笑)。レジでも店員さんに“これ、僕”ってアピールしたよ」とご満悦だ。
正午から始まった一夜明け会見に臨んだ内藤は「みなさんのお陰でチャンピオンになれました。応援してくれた人、一人一人にお礼を言いたい。まず先にそれ。本当にそう思います」とお礼を述べた。
チャンピオンになったばかりだが、興味の焦点は早くも初防衛戦に移る。亀田戦は実現するのか。「亀田は標的はポンサクレックとずっといい続けてきた。じゃあ先にポンサクレックとやってもらおうかな(笑)」とジョークを飛ばした内藤だが「ファンが望むならぜひやりたい。お客さんあってのスポーツ。応援あってのスポーツですから。僕自身も見てみたいカード。でもやるのは俺。やるのは辛いよ。でも、皆の期待に応えたい。う~ん、亀田君強いから逃げちゃおうかな(笑)」と前向きだった。
宮田博行会長ももちろん前向きだが、まずはポンサクレック側が押さえているオプション(2つ)の譲渡が先。近々、タイに飛んでペッティンディープロモーションと交渉するという。
プロボクシングの東洋太平洋(OPBF)ライトヘビー級タイトルマッチ12回戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、同スーパーウエルター級チャンピオンで挑戦者のクレイジー・キム(本名金山俊治、ヨネクラ)がチャンピオンのヒース・ステントン(オーストラリア)を3-0の判定で下し、新王者となった。キムは3階級上のタイトル奪取に成功し、2階級の王者となった。キムは26勝(22KO)4敗。ステントンは13勝(2KO)18敗1分け。
キムはステントンをロープ際に何度も追い込み、連打を繰り出して確実にポイントを稼いだ。