チャンピオンになって返ってくるぞ――21日(日本時間22日)ラスベガスで行われるWBC世界フェザー級暫定王座決定戦で同級1位オスカル・ラリオス(メキシコ)と対戦する同級2位ホルへ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)は13日午後5時成田発の飛行機で元気に出発した。田中繊大、山本忠雄両トレーナーと、弟のカルロス・リナレスが同行。
17歳の02年、日本でプロ入りして以来今日まで23戦全勝14KO。「ベネズエラのゴールデン・ボーイ」リナレス(21)にとっては今回が初の世界タイトル戦。ラリオス(30)は日本で福島学、仲里繁(2度)、石井広三らと世界を争い全勝の古参。59勝37KO5敗1分と豊富な試合経験を持つ。不敗リナレスにとっても、これまでの対戦相手と比べても、もっとも厄介な相手であることは確かだ。
リナレスは、「ダイジョウブ、ラリオスは、警戒するのは経験だけ。判定でもKOでも私が勝つ」と、世界初挑戦にも自信満々だ。
試合の模様は7月23日夜8時からのWOWOWエキサイトマッチで放送される。メインはバーナード・ホプキンス-ウィンキー・ライト戦。
コメント