18日に“世紀の大番狂わせ”でタイトル奪取したボクシングWBC世界フライ級王者・内藤大助(32)=宮田=が19日、都内の宮田ジムで会見し、初防衛戦の相手に興毅を熱望した。それを受けた“浪速の闘拳”亀田興毅(20)=協栄=は新王者のオファーを快諾。今後、ファイトマネーや日程などを含めた両陣営の交渉次第だが、今秋の実現を目指していく。
劇的なベルト奪取劇から一夜明け、新王者の内藤は改めて初防衛戦の相手に興毅を“指名”した。「ファンへの恩返し」と前置きした上で、苦労人は「ファンが今、一番見たいと思うカードは、内藤VS亀田戦でしょ。ファンの声に応えるのがプロボクサー。ファンが望むのならぜひやりたい」と意気込みを見せた。
宮田会長も亀田戦に前向き。「内藤はファンに支えられてここまでこれた。ファンに恩返しするのは当たり前。うちで興行権を買ってでも亀田君とやりたい。そこを踏まえてタイに行き、ポンサクレック陣営と今後、交渉していきたい」と本格的な始動を明言した。
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