再戦必至か――と思われたメイウェザー-デラホーヤ戦だが、1-2判定で敗れたデラホーヤの対応は意外にクール。史上最大の興行収益を生み出した初戦を受けてのリマッチに対し否定的な発言に終始している。
米国スホーツケーブル局のESPNの伝えるところではデラホーヤ(34歳)は引退するつもりのないことを強調。ただし今年リングに上がる意志はなく、復帰は来年08年になりそう。相手に関しても具体的な名前はあげていない。噂されるメイウェザーとのリマッチに関して彼の右腕、GBPのシェーファー重役はデラホーヤのコメントを代弁する。「メイウェザーは偉大な選手で(初戦の)プロモーションも素晴らしかった。でも今はリマッチを論じる時期ではないし、メイウェザーが望むなら、直接彼と話し合いたい、とオスカーは言っている。でも私の知る限り、それがすぐ起こるとは思えない。オスカーはリマッチはない、と話しているほどだ」
メイウェザー-デラホーヤ戦が消滅した場合、来年メイウェザーと戦うのは、デラホーヤの盟友で元世界ウェルター級シェーン・モズリー(米)が有力だといわれる。また、ミゲール・コットとマルガリート(あるいはポール・ウイリアムズ)の勝者が未来のデラホーヤの相手になるという話も聞かれる。
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