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亀田兄弟の対戦相手が今日午後、協栄ジムで会見し、トレーニングを公開した。
興毅の対戦相手となるセサール・ロペス(写真右)は「いい仕事をしたい。カメダのことはこれまで知らなかったが、ビデオを2試合分みて研究した。いい選手だと思うが、私は彼よりキャリアがある。それをリングの上で示したい。KO? 判定でもKOでも勝てばどちらでもいいよ」。ウェイトも113 ポンドで「問題はない。この試合は私にとってもチャンス。踏み台にして上に昇ることを考えている」とロペス。会見後はミット打ちで調整していた。
軽くロープを飛んだだけで練習を終了した大毅の相手、ファーペットノーイ・グラティンデーンジム(写真左)は「カメダのことは知っている。僕をKOするって? それはできません」ときっぱり。「(カメダがいうように)僕だって同じ年齢の相手には負けません。経験は僕の方が上です。清水には負けているけれど、清水のほうがスピードがあって強いと思う。カメダの方が戦いやすいでしょう」とあどけなさを残す表情ながらも、気合いのこもったコメントを残している。
28日有明コロシアムの試合を控える亀田兄弟が23日協栄ジムで揃って記者会見に臨み、「夏祭りらしくハデに盛り上げたい。3回もしくは7回のどっちかや」(兄・興毅)「早い回で倒したい」(弟・大毅)と、ともにKO宣言した。
兄・興毅(WBA世界フライ級1位)はセサール・ロペス(アメリカ)と、弟・大毅(同10位)はファーペットノーイ・グラティンデーンジム(タイ)と、それぞれ10回戦を行う。
父・史郎トレーナーは、この試合で兄弟の内容のよかった方を、坂田健史の持つWBA世界フライ級王座に挑戦させると改めて断言した。「日本のボクシング・ファンは坂田が一番強いと思ってるやろ、一番強いのを倒したら文句ないやろ」。WBC王座については「ポンサクレックが取り戻したらやる」と語ることで、内藤への挑戦を否定した。
リナレス-ラリオス戦と同じく21日ラスベガス・マンダレイベイ・ホテル&リゾートのリングで行われた「リング誌認定世界L・ヘビー級タイトルマッチ」は、王者バーナード・ホプキンスがウィンキー・ライト(いずれも米国)に3-0判定勝ちし、同王座を守った。ライトは3回にホプキンスに頭をぶつけられて左目をカット。以降は出血に苦しみながらの試合を強いられた。老獪な試合巧者同士の試合とあって、両者手を出すわりにクリーンヒットは少なく、ノックダウンシーンもなし。ホプキンス(41)の体力、パワーがライト(35)を上回った。元S・ウェルター級王者のライトに、3階級上のL・ヘビー級は重すぎたか。
スコアは、117-111(2人)、116-112と明白な差の3-0判定だった。ホプキンスはこれで48勝32KO4敗1分。敗れたライトは51勝25KO4敗1分となった。
またこの日のトリプル世界戦の第一試合、WBO世界ライト級暫定タイトル戦は、暫定王者マイケル・カツィディス(オーストラリア)が同級7位ツァー・アモンソット(フィリピン)とダウン応酬の激闘の末3-0判定勝ちでタイトルを守った。
カツィディス(26)は2月にイギリスで獲得した同王座の初防衛に成功。23勝20KO不敗。敗れたアモンソット(21)は18勝10KO3敗1分。