ボクシングの亀田一家が6日、茨城県筑波山で山ごもり合宿をスタートさせた。7月の試合では興毅、大毅ともにそろい踏みする予定だが、父・史郎トレーナーは、今合宿でそのメーンイベンターの座をかけて2人に競争させる方針。
“査定合宿”初日は早朝のランニングに始まり、筑波山中での巨木切りなど亀田流メニュー満載。“主役”の座をかけて、8日まで兄弟でデッドヒートを繰り広げる。
合宿初日、早くも2人の闘志がぶつかり合った。“ダブルメーン”と銘打つ7月に予定される試合に関して、父・史郎氏は「メーンはまだ決まってへん」と断言。
これを受けて興毅は「大毅と勝負になるな」とライバル心を燃やし、大毅は「俺がメーンを張って歌を歌うわ」と兄にけん制球を投げた。
勝負の結果は、合宿最終日の8日に史郎氏が発表する。“主役”の座をかけてこの3日間、兄弟でしのぎを削る。「亀田家は練習でも常に勝負。兄貴も弟も関係あらへん。兄弟で競うから強くなるんや。なんでも勝負やで」と史郎氏は競争することでの相乗効果を口にした。
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