王者・坂田健史(27)が、米国製「エバーラスト」のグローブで、初防衛戦に臨む。22日、都内の協栄ジムで暫定王者ロベルト・バスケス(24)とそれぞれスパーリングを公開し、軽快な動きを披露した。日本人選手が、同グローブで国内の世界戦を行うのは白井義男、柏葉守人以来3人目。白井が日本人初の世界王座を奪ったグローブで、伝統のフライ級のベルトを守る。
王座統一、初防衛にかける意気込みを文字どおり、その拳に込めた。パンチでも、テクニックでもない。坂田が珍しいグローブを手にした。王者に与えられるグローブ選択権を行使して、日本製ではなく、米国「エバーラスト」のグローブ使用を決めた。
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