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プロボクシングWBA世界フライ級王座統一戦は1日、東京・有明コロシアムで決戦ゴング。30日は都内で前日計量が行われ、正規王者・坂田健史(27)=協栄=が、午後3時開始の計量に15分もまさかの大遅刻。前代未聞の失態も、暫定王者ロベルト・バスケス(パナマ)を激怒させ、結果的には宮本武蔵よろしく心理戦で優位に立った。
遅刻の理由は車の渋滞。東京・稲城の自宅を午後1時過ぎに志江夫人(27)の運転する車で出発したが、新宿近辺で定刻まで残り10分。間に合わないと判断し車を降り、JR新宿駅で電車に飛び乗った。規定の2時間内で計量は無事にクリア。だが、走って会場に滑り込んだため予定より200グラム減の50・6キロに。坂田は「プロ初の遅刻です。申し訳ない」と謝った。
バスケスは定刻の3分前にリミット50・8キロで一発クリア。空腹を我慢しながら15分も待たされ「ふつう日本人は遅れないだろうが!?」と激怒。撮影でバスケスにメンチを切られながら「リング上も相手につきあわずマイペースでいく」と涼しい顔の坂田。昨年12月のリベンジに向け心理戦でリード。因縁決着ゴングが鳴る。