ボクシング「亀田３兄弟」の長男・興毅（２０）＝協栄＝が８日、ＷＢＡ世界フライ級王者の坂田健史（２７）＝協栄＝との同門対決をぶち上げた。自身のブログに「俺はいつでもやるで！　同じ階級のチャンピオンが同じジムでもやらなあかんやろ」と記した。

　坂田は１日に王座初防衛に成功したが、父・史郎トレーナー（４２）は「同門対決は絶対にない」としていた。しかし同門対決を回避し続ければ、二男・大毅（１８）との兄弟同時同級王座獲得の夢は実現できない。この状況を打ち破るために興毅は決意を固めたようで、「同門でも何でもリングに上がったら関係ない。負ける気せえへんし、自信ある」とした。

　ただし、対戦相手の決定権を握るのは、史郎トレーナー。「２８日の試合（ノンタイトル戦）をキッチリ勝って親父のゴーサインが出なあかんけどな」と付け加えた。

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