WBA世界ミニマム級チャンピオン、新井田豊(横浜光)の6度目となる防衛戦が発表になった。相手は1位エリベルト・ゲホン。両者は新井田3度目の防衛戦(05年9月)で対戦して、王者が10回負傷判定勝ちしているが、採点が2-1と割れる接戦だった。9月1日、後楽園ホール。
挑戦者候補からわざわざゲホンを選んだという新井田は「前回は負傷で途中で終わってしまったから、今度は白黒はっきりつける。前回は必要以上に警戒しすぎた思う。駆け引きに時間を費やしたから、今回はその時間が短縮されるので、いい試合ができると思う。気をつけるのは右。油断さえしなければ、それほど警戒する相手ではない」と新井田は前回の対決でゲホンをしっかり分析したようだ。
高山戦から2週間ほどでトレーニングに復帰しており、6月下旬からは1日5、6ラウンドのスパーリングもしている。「暑さとオーバーワークに気をつけたい。スタミナもついたので、より戦い方の幅が広がっていると思う」と強豪相手のV6に自信をほのめかせた。キャンプなどは行わず、7月下旬にメキシコから到着する2人のパートナーを相手に調整する。
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