ウェルター級ホープの沼田康司(日本3位=トクホン真闘)は19日夜、後楽園ホールで十二村喜久(赤城)と対戦し、8回2分53秒TKO勝ちした。サークリングする相手にプレッシャーをかける沼田は5回、ボディー攻撃を効かせると、以降も好打を連発。単発気味であるのと、十二村の粘りもあってダウンは奪えなかったが、8回に左フックを当てたところでマーチン主審が試合をストップした。沼田(23歳)は12勝7KO2敗1分。
またセミでは日本L・フライ級5位戎岡淳一(明石)が8回戦で元フライ級ランカーの牧山勝海(横浜さくら)に苦杯。右足首の故障を抱える戎岡は初回こそ右クロスから右アッパーへのコンビネーションを決めたが、以降はサウスポー牧山のジャブと左ストレートを浴び続けた。結局、ダウンこそ拒否したものの0-3の判定負けを喫し、試合後は大事を取って病院へ向かった。ダメージが心配される戎岡はすでに元世界王者アギーレ戦(8月12日)が決まっているが…。
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